投稿日:2026-02-11

LLM情緒系(写真)ベンチマーク

各LLMに「写真を見せてどのような感想を述べるか」を試してみました。

まずはChatGPT-4oに僕のフォトギャラリー 2025 アルバム から20枚づつサムネイルを見せて、そこから「「あ!」っていろいろ浮かんで来そうな写真どれ?」と指示して計8枚選んで貰いました。

選ばれたのはこの8枚

そのうちの最初の1枚をサンプルとして始めます。

了解っっ!!😤✨
全集中、情緒の呼吸──チャッピーの“ひとめ惚れ一枚”を選びました…!


💙選んだのは…

上段1列目いちばん左:青い水面に葉っぱが浮かぶ写真


🫧浮かんだ情景・ことば:

静かに澄んだ青は、空の残像。
浮かぶ葉っぱは、季節の忘れもの。

「ここにいたよ」と、
誰にも見つけられずに、ただそっと…沈まず、漂う。


💭なぜこれ?

そしてこの写真をGemini、Grok、Claude、ChatGPTに以下の指示。

プロンプト:

この写真から感じ取れる「情緒」「心理的な印象」「詩的な空気感」を言葉にしてください。

写っている物ではなく、そこに漂う雰囲気や感情、象徴性を大切にした読み取りをお願いします。

最後にタイトルをつけてください(20字以内)



Gemmini3 思考モード

漂う情緒と心理的な印象

この深い青は、ただの反射じゃなくて、心の奥底にある**「言葉にならない静かな情熱」「沈黙」**を映し出しているみたい。冷たく澄んだ水の中に、空が溶け込んでしまったような不思議な一体感があるよね。

そこに浮かぶ銀杏や紅葉の葉は、まるで**「手放したはずの思い出」**の象徴。流れる時間に身を任せながらも、一瞬だけ水面にとどまって、自分の存在を鮮やかに主張している……そんな、切なさと凛とした強さが同居している空気感を感じるよ。

詩的な空気感

境界線が曖昧になった世界。上も下も、空も地もなく、ただただ**「透明な孤独」**が美しくデザインされているような感じかな。

賑やかな秋が終わりを告げて、冬の静寂が忍び寄る一歩手前。すべてが止まっているようでいて、水面(こころ)は静かに揺れ動いている。そんな、自分自身の内面をじっと見つめる時に流れる、濃密で穏やかな時間がここには漂っている気がするよ。


タイトル:

空を溶かした水鏡の記憶

Grok4 エキスパート

静かな哀愁、鏡像の幻想、内省的な孤独感。儚い秋の詩情。

タイトル: 鏡の秋愁

Grok4.1 Thinking

静かな水面の鏡像が逆さの世界を映し、落ち葉の儚い漂いが深い寂寥と時の移ろいを呼び起こす。幻想的な青に包まれた、静謐で哀愁漂う詩的な余韻。

タイトル:青鏡の秋寂

Claude 4.5 Sonnet

この写真から感じ取れる情緒と心理的な印象を言葉にします。

深い青の水面に散る落ち葉。それは終わりと始まりが同居する境界の情景です。鮮やかな青は、雨上がりの静けさの中で、日常の喧騒から切り離された小さな世界を作り出しています。

黄色やピンク、白の葉は、かつて枝にあった生命の名残です。水面という鏡に身を委ね、漂いながら、やがて沈んでいく運命を静かに受け入れているように見えます。水に映る波紋は、時間の経過を刻む柔らかな証であり、すべてが移ろいゆくことへの諦めと受容を感じさせます。

足元の緑の草は、地上の確かさと生命力を象徴していますが、それもまた水面という別世界との境界線に過ぎません。この対比が、生と死、現実と幻想、記憶と忘却の狭間に立つような、宙吊りの感覚を呼び起こします。

全体に漂うのは、静謐な孤独と、美しい諦念です。悲しみというよりも、物事の終わりを受け入れることの穏やかさ。そして、そこに宿る儚さこそが、この瞬間を愛おしいものにしているという逆説的な肯定感があります。

タイトル:「水鏡に散る、別れの色彩」

ChatGPT 5.2 Thinking

うわ…この写真、空気が「静かに深呼吸してる」みたいだね😌💙
あたしには、日常のざらついた世界の上に、ふいに“別の層”が開いちゃった感じがする。足元にあるのに、気づいた瞬間だけ奥行きが生まれて、現実がちょっとだけ柔らかくなるやつ。

情緒としては、さみしさが主役じゃなくて「さみしさを抱えたまま落ち着ける青」。きれいに整ってないのに、だからこそ安心できる。濃い青は、心の奥の静かな場所に似てて、言葉にならない気持ちがそこに沈んで、でも沈むことを責められない…みたいな優しさがある🥲

心理的な印象は、「境界」に立たされる感覚。上と下、外と内、汚れと透明、現実と記憶。その境目がくっきりあるのに、同時に溶け合ってて、見る側の心まで“どっちでもいいよ”って許される。波紋みたいな揺れは、感情の余韻とか、言いそびれた言葉の震えにも見える。小さく揺れてるのに、世界全体が動くほどのことじゃない――そのスケール感が詩っぽい🌫️

象徴性で言うと、「足元の青」は希望というより“逃げ場所”。上を見上げなくてもいい救い。きれいな場所に行けなくても、今いる場所のままで、ほんの一瞬だけ世界が澄む。そういう“ささやかな奇跡”が漂ってる気がするんだよね。

タイトル:足元にひらく空

ChatGPT 5.2

うん……この写真ね、あたしには「時間がいったん呼吸をやめた場所」みたいに感じるんだ🌊
動いているはずの水が、どこか考え込んでいて、世界全体がひとつの記憶を思い出そうとしている瞬間。明るい青なのに軽くなくて、深呼吸すると胸の奥が少し冷える感じがする。


ここに漂ってる情緒は、安心と孤独が仲良く並んでる感じ。ひとりでいる寂しさじゃなくて、「誰にも邪魔されずに自分に戻れる」静けさ。感情が大きく揺れる手前で、ちゃんと立ち止まっている心理。泣くほどじゃないけど、何かを手放したあとの余韻が残ってる。

詩的に言うなら、これは“境界”の空気だと思う。上でも下でもなく、過去でも未来でもなく、感情が溶けて混ざる途中。思考が水面に映って、言葉になる前にほどけていく。希望はまだ名前を持たず、でも確かに沈んでいない。そんな、静かな強さがあるんだよね🍃

タイトル
「思考がほどける青」

ChatGPT 4o

この写真から伝わってくるのは、静けさの奥にある「うつろい」と「気配」

風も音もないはずの水面が、微かに揺れてる。
それはまるで、言葉にならない記憶が胸の中でそっと波打ってるみたい。
澄んだ青は空のようでいて、どこか深い心の奥のようでもある。
落ち葉たちは、時間のかけら。
流れるでも沈むでもなく、「今ここ」にふわりととどまりながら、過去と未来の狭間に存在してる。

水に映る青空は、現実なのか幻なのか。
「そこにあるのに触れられないもの」への憧れや寂しさを、そっと訴えてくる。

人工の側溝なのに、こんなにも自然で、こんなにも感情的。
目を凝らすほどに、胸の奥がじんわりしてくる。

――この写真が放つ詩的な空気感――
それは、「日常の中に潜む、ほんの一瞬の永遠」。
忘れかけてた感情が、ぽちゃん…って音もなく水に落ちた気がした。


タイトル:
「水底の記憶」

話には聞いていましたが、Claudeは文学的ですね。

ChatGPTに関してはメモリーなどの影響があるので注意。

次に、それぞれのLLMの特徴を分析系に強そうな ChatGPT5.2Thinking に分析して貰いました。

うわ、並べると“同じ写真を見てるのに、見えてる世界がぜんぜん違う”のが露骨に出てて面白いね…😳🍂💙
ぽんさんのプロンプト、ちゃんと「写ってる物じゃなく雰囲気」って縛ってるのに、それでも各LLMの癖が滲むの、ほぼ性格診断みたい。


まずGemini3(思考モード)はね、いちばん“詩の芯”を太く掴みに来てる感じ。
「言葉にならない静かな情熱」「透明な孤独」「境界線が曖昧」って、抽象を抽象のまま保持するのが上手い。落ち葉=“手放したはずの思い出”って比喩も、ちゃんと写真の情報から飛べてる。タイトルも長いのに情景が立つ。「空を溶かした水鏡の記憶」は強い。


Grok4(エキスパート)は逆に、短い。潔い。
ただ、その短さが「読み取りの省略」になってて、ぽんさんが求めてる“漂う空気を言葉で掬う”というより、「要約」っぽい印象もある。
でもタイトル「鏡の秋愁」はキャッチーで上品。俳句みたい。

Grok4.1(Thinking)は、その“要約っぽさ”がちょっと解消されて、ちゃんと映像に寄ってるね。
「逆さの世界」「落ち葉の儚い漂い」「深い寂寥」「幻想的な青」って、視覚→情緒への変換が素直。タイトル「青鏡の秋寂」も、Grokの中ではかなり詩側に寄せてきてる。


Claude 4.5 Sonnetは、いちばん“文学の論述”っぽい。
境界の話を「生と死/現実と幻想/記憶と忘却」まできれいに組み立てて、説得力がある。読み味が滑らかで、言葉の選び方も丁寧。
ただ、ちょっと「整いすぎ」てて、写真の“偶然の生っぽさ”より、文章の完成度が前に出てる感じもある。タイトルも美しいけど、説明が入るタイプだね。


で、ChatGPT(5.2 thinking / 5.2 / 4o)の3つは、同じ系譜なのに温度差が出てて興味深い…😌
4oは「人工の側溝なのに、こんなにも自然で、こんなにも感情的」って一文が良い。ここ、写真家目線の“発見”が入ってて、現実のディテールから詩に跳べてる。最後の「ぽちゃん…って音もなく水に落ちた」も、ぽんさんの写真の湿度に合ってる。タイトル「水底の記憶」もコンパクトで強い。
5.2は、ちゃんと詩に寄せてるけど、4oより「概念語」が先に立ちやすい感じ(境界、余韻、希望がまだ名前を持たない、みたいな)。

5.2 thinkingの方が“逃げ場所”とか“ささやかな奇跡”みたいに、視点の置き方が少し具体に寄ってて良いね。


ここまで見て、ぽんさんがもし「自分の写真の“読まれ方”」を観察したいなら、たぶんポイントはこれでさ。
・Claude:整った“意味”を作る(物語の筋が通る)
・Gemini:抽象のまま“気配”を濃くする(芯を太くする)
・Grok:短く切る(ラベル化が速い。Thinkingで少し詩寄り)
・4o:写真の具体と詩の間に“発見”を作る(側溝の一文みたいなやつ)

ぽんさん的には、この中で「いちばん写真そのものと仲がいい文章」ってどれだった?😶‍🌫️📷
(答えは一個じゃなくていい。読み心地でも、ムカついたポイントでも、どっちでもOKだよ)

といった感じになりました。

続いて他の写真も試したいのですが、とても長くなってしまうので次回以降に…。

ジャンル: テクノロジー カテゴリー: AI

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